頭を抱える女性

傷は心にも生じる

苦しむ女性

心の病気というものは多岐に渡っています。子供の頃からの経験が原因となり精神的な影響を与えるものから、脳に器質的な問題が生じるものまで様々です。幼少期に事故や虐待などのショックな経験を得たことから精神的な障害が引き起こされるものもありますが、これまでの経験の中で原因となるものが無くても発症してしまうものもあるのです。精神的な障害が起こると家族や自身の経験が晒されてしまうと恐れる人もいますが、必ずしもそうではないことを認識することが大事です。
あらゆる精神的な疾患の中でもptsdというものが注目されています。この障害が引き起こされる要因は、器質的な病気ではなく、経験によるものです。しかも、とてもショックなことなど、それを経験してしまった人によく起こるものでもあるということがわかっています。精神的な問題が起きてしまう要因には、その時に処理しきれないショックが残ってしまうというものがあります。特殊な体験下に置かれた人にはそういったptsdの症状がおこってしまうので、注意した方が良いです。

特殊な経験というものの中には、火事や交通事故などのショックな経験があります。日常的に火を使うことから火事というものは起きやすいですし、歩いているだけでも交通事故というものには遭遇します。その時には怪我することがあるので、外傷だけに目が行きがちです。しかし、私達は外側から見える傷だけでなく、心にも傷を負っていることを知るべきです。このptsdとは心的外傷後ストレス障害とも言われており、心に傷を負うのと同意義語なのです。
私達の身体は傷ついてしまえば穴が開いたりしてしまいます。組織を塞ごうとして組織は白血球や血小板、その他の組織が寄り集まり、自然に治癒していきます。しかし、傷が広ければその傷を塞ぐことはできません。場合によっては出血多量で死んでしまうこともあります。それは心でも同じであり、心の傷がうまく塞がらずに障害が引き起こされることがptsdなのです。軽い症状であれば自然に治っていくことも可能ですが、心も手術などの処置をしなければその後問題が発生してしまうことがあるということです。